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【pythonでABC194を解説】A - I Scream

問題概要

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A - I Scream
A - I Scream

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問題文

日本において、アイス製品は次の \(4\) 種類に大別されます。

  • 乳固形分が \(15\) パーセント以上、乳脂肪分が \(8\) パーセント以上含まれるものを「アイスクリーム」とする。
  • 上に当てはまらず、乳固形分が \(10\) パーセント以上、乳脂肪分が \(3\) パーセント以上含まれるものを「アイスミルク」とする。
  • 上のいずれにも当てはまらず、乳固形分が \(3\) パーセント以上含まれるものを「ラクトアイス」とする。
  • 上のいずれにも当てはまらないものを「氷菓」とする。

ここで、乳固形分無脂乳固形分乳脂肪分の \(2\) つから成ります。
AtCoder 名物の製品「スヌケアイス」には、無脂乳固形分は \(A\) パーセント、乳脂肪分は \(B\) パーセント含まれています。
スヌケアイスに上の分類を適用したとすると、\(4\) 種類のどれに当てはまるでしょうか ?
答えは「出力」の項に従って整数で出力してください。

制約

  • \(0 \le A \le 100\)
  • \(0 \le B \le 100\)
  • \(A + B \le 100\)
  • \(A, B\) は整数

問題の考察

A問題にしては、問題文が一読しただけでは見通しが悪い。

問題文を要約すると次のような感じになる。

問題の概要

  • 乳固形分\(=\)無脂乳固形分\(+\)乳脂肪分
  • 乳固形分・乳脂肪分がそれぞれ含まれる割合で場合分け
    • 乳固形分が \(15\) パーセント以上、乳脂肪分が \(8\) パーセント以上\(=\)「アイスクリーム」
    • 乳固形分が \(10\) パーセント以上、乳脂肪分が \(3\) パーセント以上\(=\)「アイスミルク」
    • 乳固形分が \(3\) パーセント以上(=\)「ラクトアイス」
    • それ以外\(=\)「氷菓」

落ち着いて問題文を理解すればifで分岐して答えを出力できる。

たびすけ
落ち着いて問題文を理解しましょう!

ACコード

import sys


def solve():
    input = sys.stdin.readline
    mod = 10 ** 9 + 7
    a, b = list(map(int, input().rstrip('\n').split()))
    if a + b >= 15 and b >= 8:
        print(1)
    elif a + b >= 10 and b >= 3:
        print(2)
    elif a + b >= 3:
        print(3)
    else:
        print(4)


if __name__ == '__main__':
    solve()

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