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【初心者向け】レッドローチの飼育環境の作り方

たびすけ
たびすけ
我が家ではカナヘビの餌にレッドローチをあげています。

飼育環境が必要な理由

レッドローチを飼う目的は爬虫類などのペットに餌としてあげるためです。

あえて気持ち悪いレッドローチ(慣れてくるとか可愛く見えてきますがw)を餌にするのか。

それは人口飼料を食べてくれないペットのためです。

生餌でないと食べてくれないペットのために、レッドローチを飼育するのです。

生きていないレッドローチだと効果半減です。

餌としての性能を最大限発揮するためにレッドローチを生きた状態で飼育する必要があるのです。

また、繁殖できればペットの餌代を節約することもできます。

ここでは飼育・繁殖ができる飼育環境について書いていきたいと思います。

飼育の難易度

レッドローチの飼育難易度はそこまで高くはありません。

レッドローチのメリット

  • 餌切れに強い
  • 水切れに強い
  • 繁殖力が高い

メリットは適度に生命力が強い点で、餌や水を毎日与えなくても生きています。(コオロギより強く、デュビアより弱いと思います。)

一週間に一回くらいお世話ができれば十分です。

レッドローチのデメリット

  • 動きが素早い
  • ニオイが臭い

デメリットは臭いことです。

賃貸やマンションだったら飼育は止めておいたほうがいいです。

自分の部屋がレッドローチ臭くなって飼育したいという人は別ですが、飼育量によってはご近所トラブルになる可能性もあります。

目安として、数百匹程度なら何とかなりそうですが数千匹レベルになるとどうしてもニオイがきつくなってきます。

飼育に必須なもの

プラスチックケース

気密性があるプラスチックケースを用意しましょう。

レッドローチはツルツルしたプラスチックケースの側面を登れません。

レッドローチは過密飼育すると良いという情報もありますが、あまり過密すぎると過密死しますのである程度の大きさの衣装ケースが必要です。

プラスチックケースの大きさ

  • 掃除の手間を削減のためエサ皿、給水機がおける大きさ
  • 脱走防止のための高さ

目安ですが、私はレッドローチ飼育には「幅39×奥50×高32.5cm」または「幅39×奥74×高32.5cm」の衣装ケースを使用しています。

レッドローチは蒸れに弱いので、ある程度の通気性を確保できるようにしましょう。

私は蓋を開けた状態にしていますが、脱走が怖い場合には容器の上部を鉢底ネット等にすると良いかもしれません。

基本食はラビットフードがおすすめですが、気を付けたい点が2点。

餌の注意点

  • 同じ餌ばかりだと飽きる
  • 動物性たんぱく質が不足すると共食いする

 

同じ餌ばかりだと嗜好性が落ち、動物性たんぱく質が不足すると共食いが発生します。

適度に家庭で出る野菜の切れ端等を餌として与えたり、ドッグフードなどの動物性たんぱく質を含む餌を与えるようにしましょう。

ただし、動物性のたんぱく質は与えすぎるとニオイが臭くなるので与えすぎには気を付けましょう。

「ラビットフードだけで大丈夫」「そのままあげれば大丈夫」という情報がありますが(それで全滅するようなことは確かにないと思いますが)、私の経験上はエサは次のように与えるとよく食べてくれます。

餌の注意点

  • ラビットフードをメイン
  • 野菜の切れ端やドッグフードをブレンド
  • 水でふやかす

給水機

給水機があれば週一で水交換で済んだり、旅行に行っても大丈夫です。

100均のプラスチック容器に穴をあけて紐等を通すだけで簡単に作成できます。

シェルター

ネットの情報では卵パックや、鉢底ネットを丸めた物を使う人が多いようです。

大量に飼育(数万匹単位)で飼育する場合には、飼育環境の表面積を大きくする方が有効です。

私は餌用の飼育環境では100均で売っている人口芝を使っています

人口芝のメリット

  • ハサミで切って大きさを調整できる
  • 小さく切っておけば餌用のカップに入れやすい
  • いつまでも使える

飼育にあると便利なもの

くん炭

ニオイ対策として床材に使います。

これがあるだけでニオイが全然違います。

くん炭を掃除に使用しているのふるいにかけておくとメンテナンスが楽になります。(ゴミや卵を回収する時にくん炭はふるいから落ちてくれます)

脱走対策

レッドローチ飼育で一番気を付けなければならないのは脱走です。

脱走のパターン

  • 脱走できる飼育環境
  • 餌あげの時に脱走
  • 掃除の時に脱走

脱走できる飼育環境だとドンドン脱走されて惨事になりかねませんw

レッドローチが登れない衣装ケースをゲージにし、脱走できるようなレイアウトは避けましょう。

脱走できるような隙間と隙間に到達できる足場がないかという点には気を付けましょう。

成体のオスはジャンプと滑空することがあるので気を付けましょう。(10センチくらい飛ぶこともある気がします)

餌あげは最新の注意を払って行い、掃除は可能ならばバスタブの中で行うようにしましょう。

バスタブ内であれば脱走しても、レッドローチはバスタブを登れないので回収できます。

ニオイ対策

レッドローチ飼育でネックになるのが「見た目」と「ニオイ」です。

見た目はどうしようもないので慣れるか諦めましょう。(私も慣れました)

ニオイの方は、乾燥した飼育環境にすることで減らすことができますので、床材にくん炭を使いましょう。

また、動物性のタンパク質性の餌を与えるとニオイが増えるので、メインの餌にラビットフードを使うと良いです。

ニオイ軽減のためにすること

  • 乾燥剤を使う(くん炭を床材に使う)
  • ラビットフードを餌にする

これだけでも悪臭は軽減されます。

たびすけ
たびすけ
レッドローチは生餌として優秀なのでデメリットを軽減して上手に飼育しましょう!

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