ExcelVBAのif文の使い方をサンプルコードの説明をします。
if文は条件分岐(条件毎に処理する内容を変更)する時に使う構文で、プログラミングをする時には必ず書くといっても良いくらいに使う構文になるのでしっかりと覚えてしまいましょう。
たびすけ
for文とif文はプログラミングの基本中の基本なのでしっかりと覚えましょう!
if文のイメージ
if文の分岐のイメージは次のような感じです。
「If」で条件(〇の範囲)を指定して、その条件毎に処理の内容を記述していきます。
条件(〇の範囲)が複数ある場合には、同じように「ElseIf」で条件を指定して処理を分岐してあげましょう。
「Else」では「If」と「ElseIf」で処理が発生しなかった場合に処理を行います。
最後に「EndIf」でIfブロックを閉じます。
If文の書き方
- 「If」で条件を指定と処理内容を記述
- 2個目以降は「ElseIf」で指定
- 「Else」は「If」と「ElseIf」で処理が発生しなかった場合の処理
- ifブロックの最後に「EndIf」
たびすけ
if文は条件範囲の〇を囲っていくようイメージです!
if文の記述例
VBAでIf文には次のように記述します。
if文のサンプルコード
Sub sample() For x = 0 To 50 Step 1 If x < 10 Then Debug.Print "xは" & x & "で10未満" ElseIf 10 <= x And x < 20 Then Debug.Print "xは" & x & "で10以上です20未満" ElseIf 20 <= x And x < 30 Then Debug.Print "xは" & x & "で20以上です30未満" Else Debug.Print "xは" & x & "で30以上" End If Next x End Sub
for文も使用しています。
for文について簡単に説明するとxが0から1ずつ増加して50になるまで繰り返しの処理を行っています。(出力結果を見るのが分かりやすいと思います。)
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【ExcelVBA】for文の使い方とサンプルコード
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また、「And」でif文の条件を複数指定しています。
「ElseIf 10 <= x And x < 20 Then」は、「xが10以上かつxが20未満の場合」というような条件指定になっています。
「Else」までにxが30未満までの場合は処理内容を記述しているので、この場合の「Else」は「xが30以上の場合の処理」を記述していることになります。
if文のサンプルコード出力
このコードの出力は次の通りです。
xは0で10未満 xは1で10未満 xは2で10未満 xは3で10未満 xは4で10未満 xは5で10未満 xは6で10未満 xは7で10未満 xは8で10未満 xは9で10未満 xは10で10以上です20未満 xは11で10以上です20未満 xは12で10以上です20未満 xは13で10以上です20未満 xは14で10以上です20未満 xは15で10以上です20未満 xは16で10以上です20未満 xは17で10以上です20未満 xは18で10以上です20未満 xは19で10以上です20未満 xは20で20以上です30未満 xは21で20以上です30未満 xは22で20以上です30未満 xは23で20以上です30未満 xは24で20以上です30未満 xは25で20以上です30未満 xは26で20以上です30未満 xは27で20以上です30未満 xは28で20以上です30未満 xは29で20以上です30未満 xは30で30以上 xは31で30以上 xは32で30以上 xは33で30以上 xは34で30以上 xは35で30以上 xは36で30以上 xは37で30以上 xは38で30以上 xは39で30以上 xは40で30以上 xは41で30以上 xは42で30以上 xは43で30以上 xは44で30以上 xは45で30以上 xは46で30以上 xは47で30以上 xは48で30以上 xは49で30以上 xは50で30以上
たびすけ
for文とif文を組み合わせれば、繰り返し処理中に条件を分岐することができます。
これはプログラミングの基本中の基本なのでさっそく覚えてしまいましょう!
これはプログラミングの基本中の基本なのでさっそく覚えてしまいましょう!